大腸がんの発症を予防する|定期検診を受けよう

大腸のがんの早期発見

カウンセリング

誰でもなりうる病気です

大腸がんは近年、日本人に増加傾向が著しいがんです。大腸とは小腸で消化しきれなかった食べ物を、分解したり水分を吸収して便を作る働きをしています。長さは約2メートルほどで直腸と結腸の2つに分かれます。直腸は肛門に近い場所にあり、便を長い間ためておく器官でがんはこの付近にできやすいといわれています。アメリカでは非常に大腸がんの発生率が高く、日本人の食生活も欧米化して高脂肪や肉類を好むようになり、肥満体質になってがんの発生につながっています。また煙草や運動不足などの生活習慣、アルコールをたくさん飲むことも大腸がんの原因になります。家族など身内に大腸がんの人がいると遺伝的にかかりやすいリスクはありますが、大腸のがんは長年の生活習慣が要因となって誰もがなりうる病気です。

特徴と治療

大腸がんは別の場所に転移すると治療が困難になりますが、大腸にとどまっているだけの状態なら、高い確率で治る病気です。初期症状はほとんど痛みもなくわかりにくいのですが、進行していくと便に出血が混じり、お腹が張ってきて下痢を繰り返すなどの症状が現れます。大腸では粘膜が炎症を起こしてポリープが出来てそれががん細胞化するものと、粘膜に直接がんができる2つのタイプがあります。このため便が腸を通過するときにこすれて便に血液が混じることがあります。そこで便を採取して血液が混じっていないか調べることでがん細胞がないか推測する検診が増えてきました。がんやポリープがあっても出血するわけではありませんが、早期発見のために便の採取は2日継続して行います。もし手術が必要となった場合、内視鏡で取れるようになりました。患者にストレスをかけず、お腹を大きく切開しなくても小さな傷で治せるようになっています。がんになったからといって諦める必要はないのです。